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高齢者施設のお食事 ご当地食「奈良」

2024/09/03管理栄養士より

 

本日ご提供させて頂きました特別食メニューをご紹介させて頂きます♪

 

今回のメニューは「奈良県」のご当地メニューです。

奈良県と言えばグルメより先に 大仏やシカ、そして せんとくん のイメージが強いように思いますが、

ご当地グルメもたくさんあります!

 

個人的には「柿の葉寿司」のイメージですが、奈良漬けも有名ですよね(*^▽^*)

今回のもぐもぐが提供させていただいた奈良のご当地グルメは…

         ↓↓↓

 

 

●かしわのすき焼き

●奈良のっぺ

●葛餅

●茶汁          

 

<かしわのすき焼き>

関西地方では食用の鶏肉を「かしわ」と呼んでいます。

天神さんの守護神が牛であることから、天満宮の秋祭りのお祝いの席では鶏のすき焼きが食べられてきました。

かしわの名前は、鶏の茶褐色の羽色が、柏の葉に似ていることが由来との説があります。

コクと旨味、適度な脂肪、ほどよく締まった肉質の「大和肉鶏」は県が試行錯誤して生み出したそうですよ!

そして〆には三輪そうめんを入れるそうです!

 

<奈良のっぺ>

奈良の郷土料理の一つであるのっぺは、里芋や大根、人参などを使った具だくさんの煮ものです。

全国に「のっぺ」「のっぺ汁」はありますが、「奈良のっぺ」は、昆布や干ししいたけのもどし汁を

だし汁として使った精進料理で、里芋が煮くずれて、自然にとろみがつくのが特徴です。

 

<葛餅>

「葛餅」は、葛粉から作られる透明でプルプルとした舌触りのいい餅です。

「葛粉」は葛の根に含まれるデンプンを、真冬の地下水のみで繰り返し精製し、

2~3ヵ月乾燥させた自然食品であり、添加物を一切含みません。

このような葛デンプン100%の葛粉を「吉野本葛」と呼びます。

また、厳冬期に冷水に何回もさらす製法は吉野晒(よしのざらし)製法と呼ばれ、江戸時代から続く伝統的な製法です。

奈良県の吉野地方の寒さと良質な水が品質の良い葛粉を生んでいます。

 

<茶汁>

大和茶は、奈良県の北西部、大和高原地域となる奈良県奈良市、山添村を中心に、宇陀市、大淀町、東吉野村などにおいて、

標高200~500mの高冷地で栽培されます。朝晩の寒暖差、豊富な水源と肥沃 (ひよく)な大地が育む大和茶は、

茶葉の香りが高く、滋味が濃厚なことが特徴です。

この大和茶を使ったいろいろな料理が作られていますが、今回は奈良県で食べ親しまれている「茶粥」を、

高齢者施設でも食べやすい汁物にアレンジしてみました。

 

 

今回ご紹介しました料理の他、にゅうめんや和菓子、奈良にはたくさんのご当地食があります。

そんな代々伝わる伝統料理もさることながら、近年では 奈良=かき氷 

のイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

有名なかき氷屋さんがたくさんあり、行列ができるほど!

夏も終盤ですが、まだまだ暑さは続きそうです。かき氷も堪能してみてはいかがでしょうか(*^▽^*)

 

 

 

次回の特別食は 行事食「敬老の日」です。

 

 

 

 

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