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旬の野菜のちょっとためになるお話「梨」

2024/08/21食材豆知識

もぐもぐの栄養士 兼 野菜ソムリエプロです。

 

8月になり、どんどん暑さが厳しくなりましたね(+_+)

毎日 熱中症の危険にさらされながら過ごされているのではないでしょうか。

暑さがピークになっていますが、スーパーなどの店頭には

もう『梨』が出始めましたね。

 

『梨』は秋の味覚のイメージですが、実は暑さが残る今の時期から出始めます。

今回はそんな『梨』をご紹介させていただきます。

 

 

フランス語で日本梨は「nashi」。

19世紀後半より梨の実が熟れると落ちてしまうことから

「騙されやすい人・うぶな人・愚か者」との意味で使われるようになりました。

日本で女の子の名前によく使われる「梨」の漢字。

フランス語と言えどこの意味はイヤですよね(>_<)

大丈夫です!梨の花言葉は「穏やかな愛情」や「博愛」。

「梨の花のように愛情あふれる子供に育ちますように」

という思いが込められているのではないでしょうか。

 

 

ポイント1  ナシは夏バテ解消の果物です!

梨が本格的に出回るのは9月頃ですが、スーパーでは7月下旬から並びます(種類による)。

じつはナシの旬は夏~秋なんです。

疲労回復効果のあるアスパラギン酸。これはナシの注目成分の一つです。

このアスパラギン酸が夏バテ解消に一役買ってくれます。

しかもナシには、アルコールの排出を促すタンニンという成分も含まれていて、

肝臓をサポートしてくれます。

暑い時の至福の1杯の後に、ぜひナシもご一緒に。

 

 

ポイント2  その他の注目成分

ナシのシャキシャキとした食感は「石細胞」と呼ばれるもので、

コレステロールの吸着・吸収抑制に効果が期待されています。

また、ナシに多く含まれるソルビトールは、便を柔らかくしたり、

腸の運動を促すので便通を良くする働きがあります。

食べすぎると下痢しちゃうかも。。。

 

 

ポイント3  のど痛・咳止め薬

昔からナシエキスはのどの痛みやセキを鎮め、民間療法としても使われてきました。

薬膳でも秋に向けての体をつくるため、秋になる前に食べるのがよいとされています。

秋に弱るとされる「肺」を潤す食材です。

肺を元気にするとカラダにバリアができウィルスの侵入を防ぎます。

 

 

ポイント4  選び方 

 ・軸がしっかりしているもの

 ・形がよく、皮に張りがあるもの

 ・重みがあるもの

 ・色ムラがなくてお尻のほうが広がっているもの

 ・皮のザラザラ感(茶色い斑点)は熟すにつれて減り、食べ頃になるとツルツルになる。

 

 

ポイント5   保存方法

日本梨は追熟しません。

長期保存はビニール袋に入れて野菜室で保存。

10日ほどもちます。この際ヘタの部分を下にしておくとより長持ちします。

切ってしまった残りの梨は塩水に潜らせて変色を防ぎましょう。

 

 

まさに今からどんどん食べていただきたい梨ですが、あの有名な

「二十世紀梨」は、実はゴミ生まれだったってご存じですか??

千葉県松戸市に住む13歳の中学生である松戸覚之助が、

親類の裏庭のゴミ捨て場に生えていた小さな梨の木を偶然発見して

植えたのが二十世紀梨の始まりだそうです。

 

そんな始まりのナシですが、

今では数種類の銘柄がありますね!

お気に入りの1つを見つけてみてはいかがでしょうか(*^▽^*)

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

 

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