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旬の食材のちょっとためになるお話「白菜」

2023/12/19 食材豆知識

もぐもぐの栄養士 兼 野菜ソムリエプロです♪

 

寒かったり暖かかったり、最近の気候は難しいですが、

寒い時の定番、お鍋に欠かせない 白菜 のお話を今回はさせていただきます。

 

 

ポイント1 中心から食べて最大の栄養を吸収!

 

白菜の中心にある芯の部分は成長点です。だから中心部こそ白菜のパワーポイントなんです!

ここから食べないと、養分が中心に送られ続け、外側の旨味や栄養が抜けた部分を食べることになります。

新鮮な白菜には 中心部にある旨味のもと・疲労回復の成分であるグルタミン酸が外側の葉の14倍ふくまれており、

中心部から食べれば、外側の葉の養分を溜めていてくれるので購入時より栄養価がUPします!

そして白菜は部位によって含まれる栄養素が違います。

 

  外側の葉・・・ビタミンCが多い

  中心部 ・・・カリウムなどのミネラルが多い

  根本部分・・・疲労回復効果成分、GABAを含む

 

摂りたい栄養ごとに食べ分けてみてくださいね。

 

 

ポイント2 ストレス解消効果には「塩もみ」を!

 

白菜を塩もみすると細胞が壊れて酵素が働きます。

さらに1時間放置するとコクや旨味のもと、アラニンやGABAが大幅に増加します。

GABAは普通に食べるより6倍も増えます。

 

 

ポイント3 黒いブツブツ問題⁈

 

白菜の葉には、ゴマをふったような小さな黒い斑点が見られる事があります。

これは「ゴマ症」と呼ばれる生理障害で、病気や虫ではありません。

原因は、チッソ過剰によるといわれ、酵素である「ポリフェノールオキシダーゼ」によるものといわれています。

見た目で嫌われがちですが、少しゴマがある方が、実は甘みがあるといわれています。

 

 

 

ポイント4 選び方

 

①胴がよく張り、ずっしりとした重みのあるもの。

②頭の葉はしっかり巻き、茎は白くみずみずしいもの。

③カットしているものは中心が盛り上がっていないもの。

 

 

ポイント5 保存方法

①乾燥に気をつけて冷蔵庫で保存する。

②立てて保存が望ましい。

③カット済みのものはラップやポリ袋で密閉して保存する。

 

 

冬には食卓に上がる確率がグッと上がる白菜。

これらのことを少し思い出しながら食べていただけると嬉しいです!

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

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