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郷土料理「石狩鍋」
2021/11/12 管理栄養士より
もぐもぐの管理栄養士です。
今回のお話のテーマは郷土料理「石狩鍋」です。
北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」は寒い冬に身体を温める冬の定番鍋料理。
身体が温まるよう味噌が使用されており、大鍋でぐつぐつと煮て、熱々で食されます。
石狩鍋は石狩川の河口にある石狩町で生まれた料理。
江戸時代より鮭漁がさかんな石狩地方では、大漁のお祝いとして漁師たちが獲れたての鮭を豪快に鍋にして楽しんだとされています。
家庭や店によって使用される具材はさまざまですが、一般的なものをご紹介します。
鮭
ぶつ切りした身とあらなど、余すことなく使用。
鮭の皮にはコラーゲンが豊富に含まれますが、焼くと失われてしまいます。
鍋料理にするとコラーゲンが失われる心配はありません。
〜鮭について〜
日本では獲れる時期や、場所、成熟の度合いでさまざまな呼び名があるのはご存じでしょうか。
・鮭児(けいじ)
北海道東部で11月中旬に獲れる未成熟の鮭。
普通の鮭の1万匹に1〜2匹しか含まれない幻の鮭です。
・時不知(ときしらず)
産卵のために川に戻る途中、5〜7月頃に太平洋沿岸で獲れる。
・目近(めじか)
本州生まれの鮭で、産卵のために戻る途中に北海道東部などで獲れる。
野菜
玉ねぎ・キャベツ・長ねぎ・人参・大根・しいたけ、その他に豆腐・こんにゃく、が主に使用されます。
鍋料理では定番の白菜は使用されず、甘みを引き出すため玉ねぎやキャベツが用いられることも特徴。
味噌
すべての具材をだし汁の中に入れて炊き、味噌で味を整えます。
食べる直前に山椒を振りかけて魚の臭みを抑え旨みを引き立たせて食します?
石狩地方にいかれた際にはぜひ食して頂きたい石狩鍋。
スーパーでも手に入る食材で作ることができるので、ご自宅の鍋料理としても召し上がってみてください♪
✫最後までお読み頂きありがとうございました✫
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