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秋の味覚「かぼちゃ」
2021/10/22 管理栄養士より
もぐもぐの管理栄養士です。
10月31日は「ハロウィン」♪
近年は日本でも馴染みのある行事となりましたね。
ハロウィンといえば、かぼちゃをくり抜いて作られた「ジャック・オー・ランタン」という飾りをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
本日のお話のテーマは「かぼちゃ」です。
西洋かぼちゃ、東洋かぼちゃ、日本かぼちゃという言葉を耳にされたことはあるでしょうか。
かぼちゃの種類は3種類。
ほくほく、ほっこりとして甘みが強い「西洋かぼちゃ」
明治時代に日本に広まったとされています。
寒さに強く日本各地で育てやすい種類ですが、現在ではハウス栽培でも育てられ、長い季節に食すことができます。
味わい深く、ねっとりとした食感の「東洋かぼちゃ(日本かぼちゃ)」
西洋かぼちゃと比較すると甘みはすこし薄く、見た目はごつごつと溝やしわがはっきりしています。
水分量が多いため煮物に向いています。
ジャック・オー・ランタンに使われる「ペポカボチャ」
かぼちゃの仲間ですが、ほとんどが園芸品種で食べてもあまり美味しく感じられません。
ズッキーニやそうめんかぼちゃもペポカボチャの仲間ですが、こちらは美味しく食べることができます。
緑黄色野菜であるかぼちゃには健康美容に良いとされる栄養素が豊富です。
かぼちゃに含まれるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEをより効率良く体内に取り入れるポイントは、他の食材との食べ合わせです。
かぼちゃ(β-カロテン、ビタミンC) + 豚肉・鶏肉など(タンパク質) → 風邪の予防
かぼちゃ(ビタミンC、ビタミンE) + 豚肉・鶏肉など(タンパク質) → 免疫力増進
かぼちゃ(ビタミンC) + チーズ(カルシウム・タンパク質) → ストレス緩和
食べられる際は、ぜひ一度参考にしてみてくださいね!
皮・ワタは捨ててしまいがちですが、実は食物繊維を豊富に含みます。
スープや煮物にすると繊維が柔らかく、食べやすくなりますよ♪
かぼちゃを煮た際に、ぼろぼろに煮崩れてしまったことはありませんか?
煮崩れを起こす原因はカットされた表面のデンプンが加熱により柔らかくなるため。
調理前に30分程度、水につけておくとデンプンが流れだし、荷崩れを起こしにくくなります。
栄養分が水に流れ出しますが、つけておいた水をそのまま調理に使えば問題ありません!
ぜひ一度試してみてください♪
✫✫✫最後までお読み頂きありがとうございました✫✫✫
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