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美味しく丁寧に

2021/05/04 管理栄養士より

 

 

こんにちはもぐもぐの管理栄養士Nです。

外出自粛ムードの中、休日をご自宅で過ごす時間が増えましたね。自宅での時間を皆さんは何をして過ごされていますか?

自宅時間が増えた今だからこそ少し時間をかけて、いつもより丁寧に、料理に挑戦されてみるのはいかがでしょうか。

今回は、料理をよりおいしく仕上げるための食材の下処理法・調理法をご紹介致します。

 

トマトの湯むき

トマトは皮のついたまま調理することも多いですが、皮をむくことで上品な仕上がりになり、口当たりが良くなります。

①    茹でる前

まず、トマトの中央に浅く十字に切り込みを入れます。(切り込み部分から皮がめくれやすくなります。)

 

②    茹でる

鍋にトマトが7〜8割ほどつかるくらいの分量のお湯を沸かし、沸騰させトマトを入れます。

10秒ごとくらいで、トマトを裏返し2〜3回ほど繰り返したのち取り出します。

取り出す目安は、トマトの皮がヘタの近くまではじけていること。取り出したら冷水につけます。

 

③    皮をむく

はじけた部分から丁寧に皮を剥き、完成です。

 

 

とうもろこしの茹で方

缶詰のものや、茹で調理済のものがお手軽に市販で手に入るとうもろこしですが、ご自宅で茹でて素材の味を存分に味わいましょう。

 

 

①    茹でる前

外側の皮をむき取り、内側の薄皮を1〜2枚だけ残した状態で茹でます。

 

②    茹でる

水の量に対して2〜2.5%の塩を加えた茹で湯を鍋で沸騰させます。

とうもろこし全体が浸るように鍋に入れ、10〜12分ほど落し蓋をし、中火〜弱火で茹でます。

 

③    冷ます

鍋から取り出し、そのまま10分間ゆで湯につけ、置いておきます。(粗熱を取り、塩をなじませることで、とうもろこしの甘さを引き立たせます。)

10分経ったのちザルに上げ、皮をむきます。

 

こんにゃくの下ごしらえ

調理前に下ごしらえを加えることで、こんにゃく独特の臭みを軽減し、いつもの料理の風味が格段に良くなります。

①    切り方

こんにゃくは、表面がつるっとしていて味がのりにくい食材なので、煮物などにする際はスプーンで一口大にちぎると包丁で切るより表面にザラツキができ、味が染みやすくなります。

 

②    塩もみ

こんにゃく独特の臭みを除くための下ごしらえの一つが塩もみです。

こんにゃくをボウルに入れ、ティースプーン一杯ほどの塩を全体にまぶし、5分ほどおきます。

 

③    あく抜き

鍋に湯を沸かし、塩がついたままのこんにゃくを入れ2〜3分茹でます。

こんにゃくをザルに上げ水をきり、そのまま水に浸けず料理に使用します。

 

 

魚の霜降り

魚や肉を料理する際、「焼く」「煮る」「揚げる」「蒸す」など様々な調理法がありますが、「煮る」際に魚や肉の臭みを感じさせないようにするための下処理が霜降りです。

味の薄い上品な味付けのもの、生姜などが入らないものこそ、しっかりと霜降りをすると美味しい料理になります。

①  さっと湯通し  

食材をボウルの中に入れ、90〜95℃くらいの熱湯を加えます。箸などを使い全体を軽く混ぜ、表面が全体的に白くなったら差し水をして冷まします。

 

②  軽く洗う

  手を入れることができる熱さになったら、魚の表面のよごれ・血・うろこなどを取り除きます。

 

いつもは、忙しい日常の中で時短を求められる料理ですが、ご自宅で少し時間をかけて作ってみられてはいかがでしょうか。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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